日本で知られている自転車のトライアルは「足を着かずに走る。足を着いたら減点!」というルールです。体が地面にさわらなければ減点にならない…ということで、ペダルやガードリング、時にはフレームを障害物にひっかけたりして走ります。
対して、UCIという団体では、ライダーの体だけでなく、自転車もタイヤ以外の部分が地面や障害物に触れたら減点!というスタイルです。なので、UCI走っているライダー達のペダルは皆新品状態です。着かないんだから痛まない、ということで。

「ペダルは使わねぇ!タイヤだけで走るのがカッコ良いんだぁ!!」確かに男前なスタイルだと思います。ただ、じゃあ「明らかにペダルを着かないと走れないポイント」が有ったとしたら、足を着いてバイクを持ち上げるのか、それともペダルを着くのか・・・。
「何が何でも足はつかねぇ!ペダルだろうがフレームだろうが引っかかる所に引っ掛けて上ってやる!!」、これもまた攻めのスタイルでは無いかと思います。

ノーペダルにコダわるも良し、ペダルを着くも良し。どっちが良いか?は各ライダーさんの好みだと思います。

 

 


   

  攻めのペダル