一般的な自転車だと、チェーンの寿命は『チェーンが伸びすぎてギアにかみ合わなくなった時』です。
ただ、トライアルの場合、チェーンが伸びて使えなくなる前に切れてしまう方が多いですね。

 チェーンが伸びると、チェーンのローラー部分がギアの谷間に収まらなくなっります。このまま使っていると、伸びたチェーンのローラーの間隔にあわせてギアの谷間が削れてしまい=ギアの山が細くなってしまい、次に新しいチェーンに換えた時に、チェーンとギアのかみ合わせが悪いとか、チェーンが切れやすくなる等の問題が生じます。

『チェーンを交換するための明確な目安』というものはありません。
「チェーンが〇〇%伸びたら交換」という話も聞きますが、技術者によっては何%・・・という数値が異なる様です。

『0.5%〜1%伸びたら交換』というのが望ましいですね。

ダルダルに伸びたチェーンでも使えないことはないですが、ギアの山が削れて尖ってしまうと後々チェーンが切れやすいなどのトラブルの元になるので、早め早めの交換をオススメします。

 

 毎日の様に乗っていた頃は、チェーンの伸びなんて全く気にしてなかったので、ギアも良い感じに尖がって1ヶ月位でチェーンがプチプチ切れていました。「チェーンなんてこんな物だろう」としか思ってなかったのですが、今から考えるともったいない事をしていたなぁ・・・と反省しきりです。

  チェーンの寿命