楽しみ方はイロイロ。気持ちひとつで無限大。

 楽しみ方なんで100人のひとがいれば100通りあって当然。
ただ、トライアルにハマってる人なら共通して楽しいと感じているのは、「出来なかった事が出来るようになる」楽しさだと思ってます。あと「目の前にある難しいコースを攻略できた時の征服感みたいなもの」かな?

 例えば、家の近所の公園の60cmの段差。なかなか上れなかったけど、練習してやっと上れるようになった!こういう時の達成感、何ともいえないですね。
そして、ひとつの目標を達成したら、また新しい目標が見つかる。上達が目に見えてわかる。というのがトライアルの楽しさだと思います。「60cmが上れたから70cm…、次は80cm…」と。
利机上競技などで記録に挑戦してる楽しさに近いかもしれませんね。

 また、同じ高さの段差にしても、あっちとこっちでは助走距離が違って難しさが違う…とか、同じ段差に上るにして も何通りものテクニックが存在するので、ただ段差を上がるというだけのアクションが気持ちひとつで何とおりにも発展する。そういう「テクニックの追求」いう楽しさもあると思います。
  そうやって身に着けたテクニックを「セクション」というコースで試す。
「始めは上手く走れなかった所を足を着かずに走りきる事が出来た!」という、征服感にもにた感覚。

上ろうとする段差の高さを決めるのも、こんなテクニックに挑戦しようと決めるのも、このコースを走ってみようと決めるのも自分自身。ムリしなくても自分なりのペースで自分なりの楽しみ方が出来る、というのがトライアルの魅力ですね。

「そうやって自分だけで楽しんでるのってどうなの?」と思うなら、大会に出るもよし、上手いライダーに挑戦するも良し。競技という「勝負できる場所」もちゃんと用意されてます。競技で勝つことの楽しさというか満足感。新しい土地に出向く・新しい友達が出来るというのもまたトライアルのひとつの楽しみだと思います。

 週末仲間と集まってワイワイやるのももちろん楽しいですよね。 全国各地で少しずつでもライダーさんが増えているのもうれしい限りです。