ディスクブレーキについて
・ディスクブレーキ > リムブレーキ ?

Q:ディスクブレーキの方がリムブレーキよりきくんですよね?
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A:100%のきき具合は、ディスクブレーキもリムブレーキも大差ありません。コントロール性や静粛性ではディスクブレーキも優れていますが、ディスクブレーキにもデメリットはありますし、リムブレーキにもメリットはあります。詳しくはこちらの『ディスクブレーキvsリムブレーキ』をご参照下さい。

・ディスクブレーキがきかない

Q:ディスクブレーキを使っているのですが、ききがあまりよくありません。レバーをしっかり握っても、ジャックナイフ程度でもタイヤがロックしません。
メンテナンスは定期的におこなっておりますし、ディスクローターやパッドに油膜も付着していませんし、オイルの量も適正です。
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A:まず油分の付着に関してですが、バイクに乗らなくても油分は確実に付着します。屋外なら排気ガスなど、屋内でも料理の油など、気化した油がかならず付着してしまうので、定期的な洗浄が必要です。
また、エア抜き=オイル交換に関しては、メーカーの推奨する手法ではエアが抜け切らない場合もあります。コチラを参考に、『エアを抜くこと=空気を完全に追い出す事
』を意識したオイル交換作業を行ってみてください。

・ディスクブレーキの異音

Q:ディスクブレーキを使っています。数日前からブレーキをかけるとギューギューとした音が出て、ブレーキのききが悪くなりました。何が起こっているのでしょうか?
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A:まずはローターやキャリパー全体に水をかけて下さい。水をかける事で音が消え、ブレーキのききが改善する様であれば油分の付着です。ローター・ブレーキパッドから油脂を除去する作業が必要です。
油脂が付着した際は、ブレーキをかけた時に「ギューギュー」「ブーブー」「グギュ」という音がします。

ディスクローターとパッドの相性によっては、油脂が付着していなくても、ブレーキをかけた時に「キュルキュル」「ヒュルヒュル」といった音が出る場合もあります。

・ディスクブレーキのレバータッチが変化する

Q:先日、突然ディスクブレーキのレバーの握りしろが変化する様になりました。突然ブレーキレバーの制動位置が遠くなったり近くなったりします。対策を教えて下さい。
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A:ディスクローターの曲がりが原因です。ホイールを回転させてローターを目視すれば、ローターの歪みが確認出来るかと思います。
ディスクローター修正ツール等、ローターの根元部分から曲げ直せる工具を使用して修正を行なってください。

・ディスクブレーキ キャリパーのサイズについて。

Q:ディスクブレーキのキャリパーですが、160mm/180mm、フロント用/リア用などいろいろ有ってよくわかりません。何が違うのですか?
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A:こちらのページに関連記事があります。ご参照下さい。

・ディスクブレーキ リザーバーキャップからのオイル漏れ

Q:オイル交換作業を行ったら、マスターシリンダーのキャップからオイルが漏れる様になりました。原因は?
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A:キャップの周囲や側面からオイルが漏れる場合は、ダイヤフラム(ゴムのシール)が正しく収まっていないか、もしくは古くなって硬くなってしまい、シールの効果が無くなっていると考えられます。キャップ上部の小さな穴からオイルが漏れるという場合は こちらのページに関連記事があります。ご参照下さい。