チェーンの強さというか「硬さ」がフレームのしなりに直結してると気づいたのは、このチェーンを使う様になってからずいぶん経ってからですが、伸びやすいチェーン…例えばシマノ等の「変則性能を優先してプレートが曲がったチェーン」と比べると明らかに違いが感じられます。
フレームをしならせようとしてペダルを踏み込んだ時、チェーンが伸びる事で力を食われていてはもったいない。
チェーンが伸びて⇒縮む時に駆動力を生むという考え方もあるけど、これで得られる駆動力とフレームのしなりで得られる反発を比べれば、どちらがお得かは明らかだと思ってます。
ガードを引っかけて、チェーンを障害物にこすりつけて…という乗り方をしないので擦り付けた時の強度・耐久性まではわかりかねますが、素材の強さ&プレートの厚みを考えればそこいらのチェーンより格段に強かろうというのは容易に想像できます。
ヨーロッパの多くのメーカーが完成車に同じKMC社のZ-610を標準装備してます。確かにこのチェーンはけっこう重いし、Z-610も見た目からは想像できない強さがあるけど、個人的には安心感と「踏んだ時に伸びない事」を求めてこのチェーンを選んでしまいます。
このチェーンの穴あきタイプ【SL】も同様の硬さ&強さがあるので、軽量志向の方にはSLをオススメします。 |