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GOLDRUSH DEMO BIKE |
2009/08/08 |
ビリー教官 『PitBull 2009』は「扱いやすくて乗りやすい」という印象でした。 バランスが良い事、そしてしっかりと&あまり速すぎない速さでハネてくれる。楽しく気軽に乗れる良いパートナーという印象でした。対して、このPiranha2009、一言で言えば『陽気な鬼教官』です。 タイヤを潰すと、思った以上に「ムニっ」と潰れて大きく跳ぶ。でも、跳んだ後に「アレ?まだまだ行けそう?」という気がしてしまいます。フレームのしなりも同様。やや硬い印象のフレームなのでちょっとペダルを踏んだだけでは反応してくれないけど、しっかりとペダルを踏み込めば軽くフワっと飛べて、思った以上に飛べる。跳んだ後に、「アレ?もう少し行けそう?」という気がします。 「今ので限界か!?もっと行け!さぁ飛べ!!」とバイクに言われる感覚。ついつい、「じゃあもう少し攻めてみようか」という気になって・・・。身体に無理が無い様に、ライディングは1日2時間までと決めているけど、このバイクに乗った次の日はいつも以上に身体が痛いです。 |
縦方向にはかなりフレームが硬いのでタイヤがツブれやすく、横方向は硬いというよりは、ものすごく強いバネという印象。初代PitBullのデザイン=BBとシートステーをつなぐ余分なパイプが良い仕事をしてくれてます。 |
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ポジション&セッティング |
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マルチ |
ただし、“しなり”を使って乗るならペダルを踏み込むのにそこそこ以上の力が必要・・・軽量級のライダーさんには“しなり”は使いづらいと思います。タイヤを潰したら後は身体で飛ぶ!!というヨーロッパスタイルの乗り方。こういうスタイルをこれから身に着けようという場合にも、このバイクは良い先生になってくれます。 |
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